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上田紬・七久里縞 文化勲章受章作 小銭入れ
- 容量/サイズ
- 1点
- 商品の説明
- 上田紬・七久里(ななくり) 別所温泉縞
文化勲章受章者・国指定伝統工芸士 星野五郎
別所温泉は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)によって開かれたと伝えられております。
日本武尊が東征のとき、保福寺峠にさしかかる霧の中から白髪の老翁が現れ「この山中に七つの出湯が沸き、これが人々の苦を助ける。尊これを聞きたまえ」と教えました。山中を捜すとまさに七つの出湯があり、これが兵士の傷をいやしたので「七苦離の湯」と名付けました。出湯が長く栄えるようにと「七久里の湯」ともいったそうです。
また清少納言は、『枕草子』の中で「湯は、七久里の湯、有馬の湯、玉造の湯」と書いています。この七久里の湯は別所温泉のことであり、この湯が平安時代から親しまれていたことがわかります。
当店では、この七久里の湯に因んで上田紬で制作。この縞柄を特に『七久里縞』と名付けました。また縞柄は七色で『七つの湯』を表現。
縞を太線・中線・細線と分け、現在ある湯、『石湯』『大師湯』『大湯』を太線で表しております。『石湯』は、野飼いの牛が谷へころげ落ちて脚を痛めたのを治したので牛湯といい、転じて石湯となったとする説がある。 池波正太郎の「真田太平記』には、この石湯がしばしば登場しており、 『真田幸村公隠しの湯』としても知られております。 『大師湯』は、円仁慈覚大師が入浴して病気を治し、自像を刻んで置いたのでこの名がつきました。 北向観音の信者たちが入り『篭り湯』とも『永寿湯』とも呼ばれています。 『大湯』は、 木曽義仲と愛妾葵との入浴のロマンは、吉川英治の『新平家物語』に描かれており、 『葵の湯」とも呼ばれております。
中線は昔存在。 場所も確認され廃湯になった『玄斎の湯』『久我湯』を表しています。なお細線は確認できないので白黒で表現しました。
そしてこの縞を『春・夏・秋・冬』と四種類を作成。 『別所温泉の四季』を色柄で区別してみました。旅の想い出としてご愛顧戴ければ幸いです。
事業者名 | 若竹屋紬店 |
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事業者概要 | 上田市別所温泉の石湯前にある上田紬・農民美術専門店です。店舗の二階は大正時代からの鉄道切符コレクション、上田の民芸品や特産品、真田一族、家族が制作した上田紬を使った貼り絵や押絵、木目込み人形など「見て、聞いて、学べる」展示館として無料で開設しています。別所温泉に来られた際は、是非当店にお立ち寄り頂ければ幸いでございます。 |
住所 | 〒386-1431 長野県上田市 別所温泉1630-1 石湯前 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 火曜日, 木曜日, 金曜日はその週により休業あり |
電話番号 | 0268-38-2105 |
URL | https://r.goope.jp/wakatakeya |
取扱いのある店舗 | 若竹屋紬店 店舗 |